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酸化した油は健康に悪い!食べてはいけない理由と見分け方を解説

 

 

こんな疑問はありませんか?

・酸化した油が健康に悪いって本当?

・健康に悪い酸化した油を食べるとどうなる?

・健康に悪い酸化した油の見分け方は?

 

こういったお悩みに答えます。

 

 

 

酸化した油が健康に悪いと言っても、人によっては酸化した油を食べても特に下痢になったり、胃が痛くならない人もいます。酸化した油は身体に悪い?と思う方のために、この記事では、酸化した油が健康に良くない理由、酸化した油の見分け方、健康を損ねないために気を付けたいこと、について調べた結果をまとめて解説します。

 

 

 

酸化した油が健康に悪い理由

 

 

その1:酸化した油を食べると身体に負担がかかる

 

油を食べて胃もたれがしたり、下痢をしたことはありませんか?これは胃や腸を酸化した油が傷つけてしまい、胃もたれや下痢の原因になってます。

酸化した油は、身体の細胞を傷つける有害なものになると言われています。油を食べると小腸で分解され、吸収されます。

酸化した油は食べてから身体の中で分解されたりして、ほとんどは身体の外に排出されますが、数%(0.5~0.6%)は身体に吸収されます。身体に吸収された酸化した油は肝臓で身体に害がないように分解しています。

身体の中に入った酸化した油を分解できるのは肝臓だけなので、食べた量が少量でも食べ続ければ肝臓に負担がかかります。

古くなった油、使いまわししている油が原因で小腸や肝臓に負担をかけないためにも、酸化した油は食べない方が良いです。

 

 

その2:酸化した油は、胸腺、脾臓などの他の臓器にも悪い

 

酸化した油を使った動物の実験では、酸化した油が小腸の粘膜、胸腺、脾臓に有害であると言われています。人間の場合はどうなのかというのは、まだ明らかになってはいませんが、酸化した油が身体に悪いということに変わりはないです。

日本国内でも酸化した油が入っている食品を食べて、下痢や嘔吐などの症状が多数でたことが過去にあります。酸化した油は、身体の中に入っても小腸で分解され、肝臓で害がないように分解しますが、身体に悪いものは食べない方が良いです。

動物実験の結果で起きたことが絶対に人間にも同じことが起きるとは限らないと言われることもありますが、可能性がゼロでないなら食べると身体に害があるかもしれないものは食べない方が良いです。

 

 

その3:酸化した油を少量でも、長期間摂ると身体に悪い

 

酸酸化した油は少量でも長期間食べ続けると、油が原因で起こる食中毒と似たような症状が起こる可能性もあります。

また、酸化した油は過酸化脂質ともいわれていて、過酸化脂質は、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、シミ、シワ、などの原因になる可能性が高い身体に悪い油です。

揚げ物が好きで1日に大量に何日も続けて食べると病気になる可能性が高いです。揚げ物に使う油を何回も揚げ油に使いまわして使うのも身体によくないです。酸化した油は、少量でも食べ続けると身体に悪いので、食べるのはやめましょう。

 

 

 

健康に悪い酸化した油の見分け方と油の処分方法

 

 

その1:変な臭いがする

 

ずっと使っていない油が油っぽい臭いがする、何だか臭いがきつい、加熱したら嫌な油臭いにおいがする、そんなことはありませんか?

もしそうなら、その油は酸化している可能性が高いです。酸化しやすいアマニ油やえごま油は、お魚のような臭いがしてきます。

変な臭いがしたら、油は使わず処分しましょう。

 

 

その2:色が濃い

 

油は種類によっては酸化しているかどうかは見極めが難しいですが、基本的には新しい油と比べて色が濃いものは酸化している可能性が高いです。

例外としては、エクストラバージンオリーブオイルは色が透明になっている場合は酸化している可能性が高いです。理由は、エクストラバージンオリーブオイルは原材料によって色が違いますが、新鮮なものは緑色か黄色だからです。

オイルに着色料を入れていない限り、エクストラバージンオリーブオイルは時間が経って古くなったものは透明になります。

油の色が変わっているものは酸化しているので、食べずに処分しましょう。

 

 

その3:粘り気がある

 

色が変わっていなくても油がトロッとしているものは酸化している可能性が高いです。常温で液体の油は、新鮮なものはサラサラしています。とろとろとした感じが油にできているものは酸化しているので、料理に使ったり、食べる前にお皿や容器に出してみて粘り気がないか確認した方が良いです。

 

その4:揚げ物に使う時に泡が消えにくい

 

色が変わっていなくても油がトロッとしているものは酸化している可能性が高いです。常温で液体の油は、新鮮なものはサラサラしています。

とろとろとした感じが油にできているものは酸化しているので、料理に使ったり、食べる前にお皿や容器に出してみて粘り気がないか確認した方が良いです。

 

 

その5:油の処分方法

 

油の処分をするときは、凝固剤を使って固めてから処分したり、牛乳パックやビニール袋に新聞紙や布を入れて冷ました油をしみこませて捨てる方法などがあります。

凝固剤を使う場合は、説明書をよく読んでから行うようにしましょう。牛乳パックやビニール袋に新聞紙や布を入れて冷やした油をしみこませて捨てる場合は、一緒に水もしみこませて、ビニール袋は輪ゴムを使い、牛乳パックはガムテープを使ってしっかり封をして捨てます。

どちらの方法で行っても良いですが、捨てる時はどちらも燃えるゴミになるので可燃物として捨てましょう。

揚げ物に使った大量の油や酸化して使えなくなった油をシンクに流して捨てるのはやめましょう。

 

 

 

酸化した油で健康を損ねないために気を付けること

 

その1:油の使いまわしはしない

 

揚げ物に使った油に濁りや粘り気がなく、冷ましてろ過すれば使えそうでも料理に再利用するのはやめましょう。

1回揚げ物に使った油に新しい油を足して揚げ物に使っても、酸化している油を使っていることには変わりはないです。

古い油に新しい油を足すのでなく、新しい油で揚げ物をした方が良いです。揚げ物に使った後は、再利用せず処分した方が良いです。

揚げ物は油を使う量が多く身体に悪いものが多いので食べない方が良いですが、揚げ物を食べたい時があると思います。他の記事では、揚げ物が身体に悪い理由と食べたい時の対処法をまとめて解説しているので、興味のある方はそちらもご覧ください。

 

揚げ物が身体に悪い理由と食べたい時の対処法に興味のある方は、こちらをご覧ください。<揚げ物の油が健康に悪い理由と食べたい時の対処法のまとめ

 

 

その2:酸化した油は食べない

 

オイルを保管していたら使い忘れていて古くなっていたりしませんか?

賞味期限が切れていなくても、開封してから何カ月もたっていて既に酸化している油は食べないでください。

その時は何もなくても、使い続ければ健康を損ねる可能性が高いです。未開封でも賞味期限切れた油は、捨てた方が良いです。

使っている途中の油の場合は、酸化しているか食べる前に確認した方が良いです。

 

 

その3:油は冷暗所で保管し、開封後1カ月以内に食べきる

 

油は買う前に食べきれる分だけ購入してください。食べきれない量を購入してしまうと保管場所に困りますし、1個の容器で量の多いものを買うと食べきるまでに油が酸化する可能性が高いです。

油は冷暗所に保管して、開封後は1カ月以内に食べきった方が良いです。理由は、油の酸化は空気に触れることでも起きるので、開封後は酸化が早いからです。

特に、えごま油、アマニ油、魚油などは酸化が早いです。1カ月以内でも保管状態によっては酸化するので、冷蔵庫での保管がおすすめです。

 

 

 

まとめ

 

 

健康維持目的でオイルを食べるなら、オイルではなく新鮮な油を含む食べ物を食べた方が身体に良いです。

新鮮な食べ物の方が油以外の栄養も摂れるのでおすすめですが、それが難しいのでオイルを活用したい時はできるだけ油の鮮度が落ちないように保管した方が良いです。

私のおすすめのオイルの保管方法は、基本的には冷蔵庫や野菜庫で保管し、酸化しやすいアマニ油やえごま油は冷凍庫の保管です。

この記事では、酸化した油が健康に悪い理由、健康に悪い酸化した油の見分け方、酸化した油で健康を損ねないために気を付けること、をまとめて解説しました。

他の記事では、健康に良い油や健康にナッツについて解説もしていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。

 

 

 

健康に良い油について興味のある方はこちらもご覧ください。<健康に良い油ってどんな油?油に含まれる脂質を解説

 

 

健康に良いナッツについて興味のある方はこちらもご覧ください。<ナッツは健康に良いの?食べても太らない理由とナッツの効果を解説

 

 

 

参考文献:

マウスの免疫系に及ぼす食用油脂と油脂過酸化物の影響(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/55/2/55_2_119/_article/-char/ja/)

過酸化脂質と食品(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jos1956/37/10/37_10_878/_pdfhttps://core.ac.uk/download/pdf/235968085.pdf)

 

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