オイル・油 健康

[まとめ]MCTオイルの健康効果と食べない方が良い理由

 

 

・健康に良いと言われてるMCTオイルってどんなオイル?

・MCTオイルの健康に良い効果にはどんなものがあるの?

・MCTオイルの使うダイエットは健康に良い?

 

こういったお悩みに答えます。

 

 

 

目次

・MCTオイルは健康に良くないのでやめておいた方が良い理由5つ

・MCTオイルの特徴と健康に言われる理由

・健康のためにMCTオイルやオイルを使いたい時の対処法

 

 

 

MCTオイルは健康に良くないので、やめておいた方が良い理由5つ

 

 

その1:MCTオイルの主成分は飽和脂肪酸

 

MCTオイルに含まれている油は、カプリル酸、カプリン酸という種類の脂質です。

カプリル酸、カプリン酸は両方とも飽和脂肪酸と呼ばれる種類の脂質で、飽和脂肪酸は摂りすぎると糖尿病、脳梗塞や心筋梗塞になる可能性が高くなるので食べない方が良いです。

飽和脂肪酸は人間の身体の中でつくりだすことができる脂質なので、食べなくてはいけないものではないです。人間の身体の中でつくりだせる脂質にはオレイン酸もありますが、オレイン酸は飽和脂肪酸よりも身体に害が少ないです。

健康のためにオイルを食べるのであればMCTオイルよりも、オリーブオイルかマカダミアナッツオイルの方が良いです。

 

 

その2:MCTオイルは摂りすぎるとケトアシドーシスになる

 

ケトアシドーシスをわかりやすく簡単に解説すると、ケトン体という糖以外に身体を動かすエネルギーに使えるものが身体の中で大量に余っている状態です。

ケトン体は、糖の代わりに使える身体を動かすエネルギー源として肝臓で脂質を分解してつくられます。

身体がエネルギーとして栄養を分解して使う時に優先順位があり、糖質、脂質、たんぱく質の順番で使っていきます。

ケトン体が余ることで血液が酸性になると、吐気、めまい、などが起こることがあり、場合によっては命にもかかわる状態にもなるので危険です。

糖もケトン体もエネルギーとして使いきれないと身体に悪いので、摂りすぎない方が良いです。

 

 

その3:MCTオイルは食べる量によっては下痢になる

 

中鎖脂肪酸がダイエットに良いと言われていますが、食べる量を間違えると下痢になります。

これは、MCTオイルを食べる量が多いと脂質が素早く吸収されすぎ、小腸で水分を調整が必要になったことで腸内の水分が増えたことが原因です。

どの量を摂ると下痢になるかは、個人差がありますが、1日に100g摂った場合は下痢になる可能性が高いです。

MCTオイルを摂る時は、体調に合わせて1日4gから始めてみるなど細かい食事の自己管理が必要です。

ダイエット目的の場合は、MCTオイルを使わなくてもダイエットはできるので、ダイエットにMCTオイルを使うのはやめておいた方が良いです。

 

 

その4:ダイエット効果には個人差がある

 

MCTオイルに含まれているカプリル酸とカプリン酸は、他の脂質よりもケトン体になるまでに時間が短いですが、どの程度ケトン体を作れるかは個人差があります。

そして、使われなかったケトン体は脂肪として身体に蓄積されるので太ります。MCTオイルをダイエットに取り入れる場合は、糖質制限も行いながら、必要な量のたんぱく質を食べて、糖質の低い緑黄色野菜をしっかり食べるなど、食事法を守って行う必要があります。

ケトン体の量を調べた上でケトジェニックダイエットをできる体質であっても、糖質制限などの食事法を守って行う必要があるので、ダイエットにMCTオイルを使うのはやめておいた方が良いです。

 

 

その5:ケトン体が多いことで体臭がきつくなる

 

健康に特に関係はないですが、ケトン体が多いと体臭がきつくなります。臭いの特徴としては、脂っぽい臭い、アンモニアっぽい臭い、甘酸っぱい強烈な臭いの3つです。

原因は、ケトン体が余ってしまい臭いを作る物質になってしまっていることです。体臭の原因を改善できるかは、状態によって変わります。

かなり臭いがきつい場合は、臭いが残ってしまう可能性もあります。そのため、MCTオイルを使って脂肪を燃焼しやすくする目的で使う場合は、運動、水分補給、緑黄色野菜をしっかり食べる、の3つは少なくともやる必要です。

ケトン体が多いことが原因で体臭がきつくなるのが嬉しい人はいないと思います。体臭も気にする方は、緑黄色野菜をしっかり食べてカロリーを摂りすぎないよう食事のバランスに気を付けながら食べるか、MCTオイルを使って脂質をエネルギー源として使う食事をやめた方が良いです。

 

 

 

MCTオイルの特徴と健康に良いと言われる理由

 

 

その1:MCTオイルの特徴

 

MCTオイルはココナッツオイルからカプリル酸とカプリン酸の2種類を抽出て作ったオイルで、もともとは病院などで低栄養の患者さんや術後の患者さんがエネルギーを補給する目的で使われていました。

中鎖脂肪酸には、カプロン酸、カプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸の4種類がありますが、ラウリン酸だけはケトン体になりにくい脂質です。これは、ラウリン酸が他の脂質と同じように消化吸収されるからです。

通常、油は身体の中で分解された後、小腸で吸収され、身体の中を回ってから肝臓でケトン体などにつくり変えられます。

しかし、中鎖脂肪酸のカプロン酸、カプリン酸、カプリル酸の場合は、油を構成している脂肪酸のつながりの長さが短いので小腸から門脈という場所を通り肝臓に運ばれます。

そのため、MCTオイルは消化吸収されてから肝臓で使われるまでの経路が短い種類の脂質を多く含んでいるので、他のオイルよりもケトン体になりやすいのが特徴です。

 

 

その2:ダイエットに良い理由は、消化吸収が早いからです

 

カプリル酸とカプリン酸を多く含むMCTオイルは、他の脂質と比べて消化吸収が早くエネルギーとして使われやすいです。

MCTオイルを使って脂質の消化吸収が早く、肝臓でケトン体が作られやすい体質にすることで脂肪がエネルギーに変わりやすくなると言われています。

脂肪を燃焼しやすくして、身体の中に溜まっている脂質も分解して使われやすいようにすることでダイエットに良い、太りにくいので健康に良いと言われています。

 

 

その3:認知症の予防に良い理由は、ケトン体が脳のエネルギ―になるからです

 

認知症の予防に良いと言われる理由は、認知症の原因の一つに脳が糖をエネルギーとしてうまく使えないため、脳がエネルギー不足になっていることがあります。

人間の身体や脳は糖をエネルギーとして動いていますが、糖が足りない時は脂質を分解してエネルギーとして使うことができます。

そこで、MCTオイルを使って、糖の代わりにケトン体をエネルギーとして使うことで脳のエネルギーを補給することできる可能性があるため、認知症の予防に良いと言われています。

 

 

 

健康のためにMCTオイルやオイルを使いたい時の対処法

 

 

その1:どうしてもMCTオイルを使いたい場合は少量にする

 

健康維持を目的に摂る場合は、飽和脂肪酸を摂りすぎない方が良いです。食事で必要な脂質を摂るようにして、足りない時は少量MCTオイルを使うのが良いと思います。

MCTオイルを他のオイルと混ぜて使うのも良いです。混ぜて使うオイルとしては、不足しやすいオメガ3を多く含むアマニ油やえごま油を使うのがおすすめです。

その他のオイルとしては、身体に害が少ないオレイン酸かパルミトレイン酸を多く含むオリーブオイルやマカダミアナッツオイルを使った方が良いです。

 

 

その2:MCTオイルをケトジェニックダイエットに使う場合

 

ケトン体の作れる量は、ケトン体を調べる試験紙を使えば調べることができます。ケトン体が作れていても、食事法は自己流でやってしまうと効果が出ない、体臭がきつくなることがある、ケトアシドーシスになる可能性があるので、専門の方に相談しながらやった方が良いです。

ただし、ケトジェニックダイエットを行う場合は、専門家に相談して行っても自己責任です。理由は、飽和脂肪酸の摂りすぎは身体によくないのでおすすめできないからです。

そして、これは個人的な意見ですが、MCTオイルはどこまでダイエットに良いのか研究の数が少なく分からないオイルでもあるので、使わない方が良いからです。

 

 

その3:食べ物から必要な脂質を摂り、食べ物でも足りない時にオイルを使う

 

MCTオイル以外にも健康に良いオイルはあります。そして、食事をする時にオイルではなく食べ物から必要な脂質を摂れば食材によっては、ビタミン、ミネラル、食物繊維、たんぱく質など他の栄養も摂ることができます。

MCTオイルを使わなくても食べるものを変えることでダイエットもできますので、基本的には食事で必要な脂質を摂り、不足しやすい脂質をオイルで摂る方がおすすめです。

例えば、アーモンドにはビタミンE、たんぱく質、食物繊維などが含まれています。生クルミの場合は、αリノレン酸、リノール酸、鉄分、食物繊維などが含まれていて、うまく活用すれば1日に必要な脂質は食事で摂ることができます。

食べ方や食べるものを変えることで食べすぎを防ぐこともできるので、オイルを使う場合は不足している脂質をオイルで摂る方が良いです。

1日に必要な脂質の量や自分に合ったオイルの選び方は別の記事で解説をしていますので、興味のある方はそちらもご覧ください。

 

 

1日に必要な脂質の量や身体に脂質に興味のある方は、こちらをご覧ください。<[解説]健康に良い油はどう選んだらいい?健康に良い油の選び方

 

自分に合ったオイルの選び方に興味のある方は、こちらをご覧ください。<[解説]健康に良いオイルの選び方~基本は3つの条件で選ぶ~

 

 

 

まとめ

 

 

MCTオイルに含まれる種類の油は飽和脂肪酸ですが、ケトン体になりやすい脂質なので上手く使えればいい効果を得られるかもしれません。

それでも、食事全体を見直して不足しやすい脂質をオイルで摂るだけでも同じような効果が得られるのであれば、MCTオイルを使う必要はないと思います。

健康に良いと言われているオイルはMCTオイルだけではないので、他のオイルも検討してから使うオイルを選ぶ方が良いです。

この記事では、MCTオイルは健康に良くないのでやめておいた方が良い理由5つ、MCTオイルの特徴と健康に言われる理由、健康のためにMCTオイルをどうしても使いたい場合の対処法をご紹介しました。

他の記事では、健康に良いおすすめのオイルの紹介や油に含まれる脂質の種類について解説もしていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

 

 

健康に良いおすすめのオイルに興味のある方は、こちらをご覧ください。<健康に良いおすすめオイルはどれ?健康におすすめオイルをご紹介

 

油に含まれる脂質の種類に興味のある方は、こちらをご覧ください。<[まとめ]油に含まれる脂質の種類と健康への影響を解説

 

 

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